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和牛、国産牛、交雑牛の違い・定義・特徴とは?

国産牛と和牛って何が違うの??

スーパーに陳列された牛肉には、『国産牛』、『和牛』、『輸入牛』などと書かれたシールが貼ってあります。『輸入牛』についてはそのままの通り輸入された牛肉なので外国産だとすぐにわかると思います。
さて、いきなりですが質問です!

『国産牛』と『和牛』の違いを答えられますか?

『違いって言われても…同じじゃないの?』

と思われたそこのあなた!!
今回の記事をぜひ最後まで読んでみてください。
国産牛と和牛とでは意味合いが全くの別物なのです!この違いを理解しておけば、スーパーで牛肉を買うときや焼肉店に行ったときなどに正しく判断して牛肉を選択することができます。ぜひ雑学として覚えておいてくださいね。

国産牛の定義について

そのままの漢字の意味でいえば、『日本国で産まれた牛』と解釈できそうですが、果たして合っているのでしょうか。
食品表示基準では、以下のように定義されています。
“ 国産品(国内における飼養期間が外国における飼養期間より短い家畜を国内でと畜して生産したものを除く。)にあっては国産である旨を、輸入品(国内における飼養期間が外国における飼養期間より短い家畜を国内でと畜して生産したものを含む。)にあっては原産国名を表示する。”
簡単に言うと、牛が産まれてから今に至るまで、日本で飼育された期間が他の国での飼育期間と比べて一番長いと国産牛と表示する、ということです。
まだ分かりにくいので具体例にしてみましょう。
アメリカで産まれた牛が6か月アメリカで飼育されたあと、日本にやってきて12か月飼育されたとします。その場合アメリカでの飼育期間より日本での飼育期間の方が長いので『国産牛』となります。
国産牛の判断は、飼育場所と飼育期間のみなので、牛の品種や出生地などについては一切問われません。
ということは、アメリカ産の牛もオーストラリア産の牛も国産牛になりうるということですね。

和牛の定義について

それでは次に和牛についてみていきましょう。
『和牛』について、農林水産省のHPに以下のように記載されています。
“和牛というのは、黒毛和種・褐毛和種・無角和種・日本短角種の4品種とそれらの交雑種のことを指します。「和牛」とは、牛の品種に着目した区分で、日本で長い時間をかけて品種改良されてきた黒毛和種などの4品種と、それらの交雑種のみです。それ以外は「和牛」と表示することができません。”
『国産牛』は、飼育場所と飼育期間のみで判断され、牛の品種や出生地については問われなかったのに対して、
『和牛』は、飼育期間などに関係なく、条件を満たした牛のみに与えられる品種ということになります。

交雑牛の定義について

とある芸能人の方が焼肉店をオープンしてそこで使われている牛肉が『交雑牛』ということで話題になりました。みなさんも『交雑牛』という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
『交雑牛』とはどんな牛肉を指すのでしょうか。
『交雑牛』とは、肉用牛と乳用牛を交配した雑種の牛肉のことを言います。
日本では主に黒毛和種の和牛と乳用牛のホルスタイン種を交配されたものが多いようです。多くの方が牛をイメージするとき、白黒のまだら模様の牛をイメージすると思いますが、それはホルスタインと呼ばれ、日本では主に乳牛として飼育されています。
肉用牛の和牛などは、ホルスタインのような白黒のまだら模様ではなく、全身を黒や茶色の毛で覆いつくされています。
『和牛』はさきほど記載した通り、条件を満たした牛のみしか与えられない称号のようなものでした。そのため価格も高くなります。そこで、和牛の品質の良さを保ちつつ、価格を抑え、生産効率を上げるためにつくられたのが『交雑牛』となります。

まとめ

『国産牛』『和牛』『交雑牛』について解説をしましたが、それぞれの違いについてご理解いただけたでしょうか。牛肉を買うときや焼肉店に行ったときなどに牛肉選びの参考にしていただければ幸いです。

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